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冊子の補足(3)
「そうそう。その世代って、渋谷系を通過してたり、松本大洋(*4)がスターだったり、丁度、20歳頃、AKIRAやナウシカやドラゴンボールが終わったり、そういう事もあるんですけど、とにかく、自分ら、子供の頃からマンガに侵されてはきたけど、マンガが終わってるというイメージも同時にあるんですよね。オレだけかもしらんけど。」
「COMICBOX(*5)で「マンガは終わったか?」という特集もありました。」
*4=松本大洋 (wikipediaの説明)
90年代に若手マンガ家が影響を受けまくった作家。スクリーントーンをベタ貼りして画面をフラットに見せる、アンチ3Dな画風(<自分は、当時、バーチャとの関わりでグラフィックを観てたので、勝手にそう認識してます)が、緻密に描くのがもうめんどくさい。どうせ平面じゃゲームのグラフィックに勝てないしとだるくなったマンガ家たちにフィットしたものと思われます。かなりアートな画風で、タカノ綾の「テキトーさ」みたいなのも、ある意味、共通してるのではないかと。ちなみにワンピースとかも、出てきた当初は、ちと大洋っぽいと思った程でした。読者にとってというより、マンガ家に愛されたマンガ家みたいな意味では大友克洋以来の存在ではないかと。
*5=COMICBOX (http://www.comicbox.co.jp/comicbox/)
ちなみに「マンガ」ではなく「まんがは終わったか?」でした。すいません。COMICBOXは、日本では数少ない本格マンガ評論誌でしたが、いつの間にか刊行されなくなった雑誌です。「まんがは終わったか?」特集は、いがらしみきお氏のコンピューターとマンガの関わりで、コンピューターは思ってたよりマンガを変えなかった、というような発言を受け、それについて色々な人達にインタビューしたという特集。これ以後、一時的にマンガ(ジャンプ)が衰退していったりしたタイムリーさもあり、結構、マンガ関係者にはインパクトを与えてるものと思われます。いま読み返すと面白そうですが読み返して語ってはいません(^^;;。
ちなみに、自分がマンガが終わってるイメージを持ったのは、バーチャの影響が大きいです。ビジュアルの先鋭としてマンガ(平面)はもはやあり得ないといったイメージが当時ありまして。上の松本大洋も先鋭ではありますがバーチャのようなショックはやはりありませんでした。と、その意味で対談中、名前が出てきたものと思われます。しかし、現在は、バーチャショックが薄れてるので、バーチャよりも松本大洋の絵の方がすごく見えていたり・・・・・。
- 2007-10-09
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イワオカゼロ
冊子の第一号で取り上げた青木ヨーマさんがインディーズレーベルを立ちあげました。
イワオカゼロ http://iwaoka0.com/
ヨーマさんの音楽を聴きたい方は、こちらからどうぞ。サイドバーのリンクにも追加しておきました。レーベルのこれからの展開にも期待です。
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- 2007-09-20
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冊子の補足(2)
「そうですね。そうだと思います。それか、全く逆で、マンガ側からアート的な事をやっていった結果が、そっちに行ったというイメージかなぁ。影響というより同時的なものだと思いますけど。自分、タカノ綾(*3)と同学年みたいなんですよ。」
*3=タカノ綾 (カイカイキキ)
村上隆率いるカイカイキキの作家さん。76年生。らしいです。マンガっぽい描き殴ったような絵を描いていて、絵が海外で一億円以上で売れて、マンガも描いてます。で、なんで、ここでタカノ綾に話が飛んでるかというと、多分、タカノ綾ってマンガ好きから美大に行って、絵の世界に入ったタイプなんじゃないかなぁと勝手に思い込んでるからです。まあ、所詮、同人誌だと思って、話の流れで言ってるので、かなり話がいい加減です。プロとアマの扱いの境界もいい加減だし。というのは、わざとやってるんですけど。
- 2007-08-09
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冊子の補足(1)
冊子の対談中、用語説明を冊子の中で行っていないため、こちらのブログで用語の補足をしていきたいと思います。
*1=村上隆 ( 参考リンク:カイカイキキ )
マンガ文化(オタクカルチャー)を自覚的にARTに取り入れた人です。普段、カイカイキキというグループで活動をしていて、システム的にアートに取り組み、アートそのもののシステムを解体、再構築しようとしてたりする、かなり戦略的な人です。絵が一億円を超えたりします。しかし、日本のART市場は狭いので、ARTでお金儲けするには海外に流通させなければならず、この人の作品は、ほとんど日本では見られません。故に批判には、あまり作品的な批評が伴わず、誤解されてる面も多々あるのかと思いますが、自分もちゃんと見た事が無いので定かではありません。
*2=奈良美智 (参考リンク:AtoZ)
村上隆と並ぶ、日本のART界の2大スターの一人。こちらも海外では絵が一億円超えしたりします。他にも絵が一億円超えする日本人作家などもいますが、知名度等を考慮すると、この二人が多分、いまの日本では頂点みたいな事になってると言って良いでしょう。
絵の方向性としてもポップカルチャーの分野で充分、通用するキャッチーさを持ちつつ、海外に留学し、ARTの文脈をキチンと踏まえた上で作品を創っているという意味で、村上隆とやってる事は似ていると思います。が、受ける印象と制作姿勢、たぶんファン層も対極にあると言ってよく、奈良さんの方はARTのシステムそのものには、あまり関心のないような創作方法をとっている感じがします。ていうか、関心がないんでしょう。しかし、存在そのもの、作品そのものは、むしろ、日本では、村上隆より遙かに広がりが出てきている面もあり、日本で、ART云々を考えさせずに素直にARTを浸透させているという意味で個人的には、いま一番、注目してる作家ではあります。ていうか、こちらは、日本で大規模な展覧会をやってくれたので、その影響が強いんだろうとは思いますが(AtoZ展。まあ、素晴らしかった!)
「まず、何故いま「マンガでART」なのか?って事なんですが、これは、当然、村上隆(*1)や奈良美智(*2)の動きを受けてのものですよね?」(冊子、対談中より抜粋)
*1=村上隆 ( 参考リンク:カイカイキキ )
マンガ文化(オタクカルチャー)を自覚的にARTに取り入れた人です。普段、カイカイキキというグループで活動をしていて、システム的にアートに取り組み、アートそのもののシステムを解体、再構築しようとしてたりする、かなり戦略的な人です。絵が一億円を超えたりします。しかし、日本のART市場は狭いので、ARTでお金儲けするには海外に流通させなければならず、この人の作品は、ほとんど日本では見られません。故に批判には、あまり作品的な批評が伴わず、誤解されてる面も多々あるのかと思いますが、自分もちゃんと見た事が無いので定かではありません。
*2=奈良美智 (参考リンク:AtoZ)
村上隆と並ぶ、日本のART界の2大スターの一人。こちらも海外では絵が一億円超えしたりします。他にも絵が一億円超えする日本人作家などもいますが、知名度等を考慮すると、この二人が多分、いまの日本では頂点みたいな事になってると言って良いでしょう。
絵の方向性としてもポップカルチャーの分野で充分、通用するキャッチーさを持ちつつ、海外に留学し、ARTの文脈をキチンと踏まえた上で作品を創っているという意味で、村上隆とやってる事は似ていると思います。が、受ける印象と制作姿勢、たぶんファン層も対極にあると言ってよく、奈良さんの方はARTのシステムそのものには、あまり関心のないような創作方法をとっている感じがします。ていうか、関心がないんでしょう。しかし、存在そのもの、作品そのものは、むしろ、日本では、村上隆より遙かに広がりが出てきている面もあり、日本で、ART云々を考えさせずに素直にARTを浸透させているという意味で個人的には、いま一番、注目してる作家ではあります。ていうか、こちらは、日本で大規模な展覧会をやってくれたので、その影響が強いんだろうとは思いますが(AtoZ展。まあ、素晴らしかった!)
- 2007-08-03
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